第3日 〜2007.9.17(月・祝)〜

阪急塚口→大阪駅

14.阪急塚口10:55→11:12神崎橋(阪急バス)200円 大阪200か22−67 日デ/西工(ノンステ)
阪急塚口の阪急バス 阪急塚口バス停  3日目は大阪高速鉄道(モノレール)の彩都西延長区間に乗ってから、バス旅再開地点の塚口へ向かった。もう少し早く着く予定だったが、けっきょく11時近くに再開となった。
 府県境の神崎橋を渡るのは、この阪急バスだけだが、橋の手前までは尼崎市営バスが走っている。
 そして、橋を渡れば大阪市営バスが走っている。橋の手前にも、渡ってからも神崎橋というバス停が、どちらの市営バスにも存在する。この阪急バスにも神崎橋というバス停がある。このバス停は、橋を渡った大阪側にあるとのこと。
 そこで、阪急バスで大阪側の神崎橋バス停まで行き、そこから大阪市営バスで大阪駅へ行くという経路をとることにした。
 待っていたのは、十三・梅田行きの阪急バス。ノンステップバスで、運転席はオートマチックになっているようだ。駅前を発車したときは、乗客は2人だけ。それでも、鉄道駅から離れたところから大阪まで直通できるバスだからか、途中からの乗車は結構あった。
 ほぼ座席が埋まった状態で、府県境の神崎橋へつながる高架道路へ入っていく。その高架道路を登ったところに西川バス停があった。ここが兵庫県最後のバス停。ここからも数人が乗ってきた。
 そして、浪速の名橋50選にも入っている神崎橋を渡る。神崎川に架かる全長320mあまりの道路橋で、これを渡ればいよいよ大阪府に入る。橋の途中で、次の停留所を知らせる放送が流れる。そこで、ボタンを押す。
 橋を渡ってしばらく行った、大型電気店の先が阪急バスの神崎橋バス停だった。もちろん、降りたのは自分だけだった。ここからは、圧倒的に本数の多い大阪市営バスがあるからか、乗ってくる人はいなかった。
オートマチックの運転席
15.神崎橋11:36→11:58大阪駅北口(大阪市営バス)200円 なにわ22あ32−58 日野
神崎橋の大阪市営バス 神崎橋バス停  道路沿いには阪急バスのバス停しかない。大阪市営バスのバス停はどこかとさがすと、ちょっと先に折り返し場のロータリーとバス停があった。
 そして、やってきたバスを見てがっかりしてしまった。バスの行き先が「大阪駅北口」となっていたのだ。大阪駅と神崎橋を結ぶ97系統。大阪駅の乗り場は南口だから、当然そこまで行くものだと思っていた。
 そんなこともあって、梅田行きの阪急バスから市営バスに乗り換えたのだが。まあ、大阪駅へ行くのは違いないのだからと言い聞かせて、バスに乗り込む。
 バスは十三に向かって走っていく。停留所毎に乗ってくる人がいる。座席の多い、在来型のツーステップバスだが、その座席がどんどん埋まっていく。十三を過ぎると、十三大橋で淀川を渡る。
 淀川を渡れば大阪駅まではあと少しだ。中津駅前を過ぎ、両側に高いビルが建ち並ぶ道を行く。左手に阪急梅田駅を見て、右に曲がったところが大阪駅北口の降車場だった。
 バスを降りて見渡せば、後ろの方にもバス停ポールが立っている。行ってみると、それは阪急バスの梅田バス停のポールだった。何と、阪急バスの降車場も、梅田を名乗りながら大阪駅北口と同じ場所に立っていたのだった。
 こんなことなら、最初から神崎橋で降りなくてもここに来ることができたのだ。まあ、関東に住んでいたのでは、詳しいことはわからない大阪のバス事情。こんな事もあるさと自分を慰めて、3月に失敗した岸和田駅〜貝塚駅間の乗り直しに向かったのだった。
神崎橋の大阪市営バス

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