第2日 〜2008.8.8(金)〜

反時計回り外周の1日

13.土庄港フェリーターミナル前7:30→8:05神ノ浦西(小豆島バス)740円 香川200か・106 日野(ノンステ)
フェリーターミナルの小豆島バス 乗車路線図13  せっかくのフリー乗車券だから、できるだけ多くの路線に乗っておきたい。ということで、2日目は三都線に乗って終点の神ノ浦西へ向かう。初便だけはすぐに折り返さず25分ほど停車するので、終点付近の散歩ぐらいできるだろう。
 池田港までは昨日通った道を走る。池田の町並みを抜けると、国民宿舎の前を通り短いトンネルをぬけて半島へと入っていく。広い道路が半島の片側というわけではなく、地形に合わせて西側だったり東側だったりするため、時には半島を横断して高いところから海を眺めたりする、けっこう変化に富んだ路線だった。
神ノ浦西バス停
見学 神ノ浦の海
神ノ浦の風景
 半島の突端にある釈迦ヶ鼻へと続く道を少しだけ歩いてみる。数軒の人家の先は海。防波堤の向こう側には、砂浜も広がっていた。
14.神ノ浦西8:30→9:05土庄本町(小豆島バス)680円 香川200か・106 日野(ノンステ)
神ノ浦西の小豆島バス 乗車路線図14  バスに戻ると運転士さんから「これに乗っても、どこも観光するところなどない。草壁方面のバスに乗らなくてはオリーブ園には行けない」と言われてしまった。フリー乗車券を持った客が間違えて乗ったと思ったのか、観光客は生活路線に乗ってくれるなということなのか。
 そろそろ役場が開く時間。土庄町役場がある土庄本町まで、再び戻ることにする。基本的には来た道を帰るのだが、帰りのバスは数少ない新池田港経由。池田港バス停を出ると左折して、フェリーターミナル前の駐車場に入っていく。そのターミナル前に新池田港バス停が立っていた。歩いたところで数十メートルだが、たしかにフェリー乗り継ぎにはこちらの方が便利だ。
上下線が分かれる
見学 世界一狭い海峡「土淵海峡」と訪問証明書(100円) ※証明書等は「土渕海峡」の表記を使用
訪問証明書 土淵海峡  役場の前を流れる川のようなところ。実はこれが世界一狭い海峡『土淵(どふち)海峡』なのだ。ギネスブックにも登録されたとかで、役場で横断証明書を売っているという。
 案内に従って、役場の窓口を訪ねる。横断証明書が100円、それを挟み込む台紙が100円。せっかくだから、説明文が印刷されている台紙もセットで買っておく。で、窓口の方に質問。「海峡だから、これ別々の島なんですよね。どちらも小豆島って言うんですか」「はい、そうです。役場のある西側の小さな方を特に前島と呼ぶときもあります」とのことでした。
15.土庄本町9:45→10:03小豆島ふるさと村(小豆島バス)360円 香川200か・・51 日野(ノンステ)
土庄本町の小豆島バス 乗車路線図15  土庄本町バス停から、再び神ノ浦西行きのバスに乗って、今度は途中にある道の駅「小豆島ふるさと村」に向かう。
 ローカル路線だから、1台のバスが行ったり来たりだろう。また、あの運転士さんに何か言われるのかなぁと考えていたのだが、やってきたのは車輌も運転士さんも別だった。比較的新しいノンステップバスにもかかわらず、行き先表示は幕式になっていた。
 池田の町並みを過ぎ、国民宿舎の前を過ぎて短いトンネルを越え、坂を下ったところがふるさと村バス停。そのバス停の前に道の駅はあった。
土庄本町バス停
見学 道の駅『小豆島ふるさと村』とスモモソフト(250円)
道の駅きっぷ スモモソフト  この道の駅も、ソフトクリームスタンプラリーの対象になっている。ここの対象は、すももソフト、すももシャーベット、すももアイスのどれか。ソフトクリームでなくてもよいのだが、せっかくソフトクリームのスタンプラリーだもの、すももソフトを注文する。
 売店内に食べるところはなかったので、外のベンチに座って食べよう。色は薄いピンク色。食べると甘酸っぱい。暑いときは、これくらい酸味が効いている方がおいしく感じる。
 再び「道の駅」に戻って、道の駅きっぷを購入する。小豆島の道の駅できっぷを売っているのは、昨日寄ったオリーブ公園とこのふるさと村の2ヵ所だけとのこと。
 そのきっぷの裏面にも書かれている「そうめん館」という実演工場がある。端から順に工程を追っていけるようになっているのだが、まだ時間が早いからか、どこも実演をやっているところはなかった。
 工場と棟続きに、そうめんを食べさせる食事処がある。ホテルのサービス朝食は、菓子パン2個と味噌汁という取り合わせだった。さすがに物足りないのだが、さぬきうどんのように、気軽に食べられる値段ではなかったのでパスする。
 「道の駅」の方にも喫茶コーナーがあり、そこに「こびきうどん」なるものがあった。何でも、素麺のこびきという製造工程でできる、端っこの太さや長さが不揃いな部分で作ったうどんとのこと。値段も420円ということで、寂しかった朝食の続きをとることにした。
ふるさと村全景
16.小豆島ふるさと村10:38→10:43池田港(小豆島バス)170円 香川200き・・51 日野(ノンステ)
ふるさと村の小豆島バス 乗車路線図16  次は、今朝のバスの運転士さんが勧めていたオリーブ園に向かおう。直接行くバスはないので、池田港まで三都線で戻る。
 やがて、先ほどのバスが神ノ浦西から折り返してやってきた。地元のお婆さんに続いてバスに乗り込む。先ほどのバスは乗客が数人だったが、こちらは10人近い人が乗っていた。
 今朝から4度目、坂道を登って短いトンネルを抜け池田の町並みを抜ける。実は次のバスへの乗り継ぎ時間が少ない。遅れていれば、池田平木で降りて池田中学校前まで歩こうかと思ったのだが、時刻通りの運行なので池田港バス停まで乗った。
ふるさと村バス停
17.池田港10:46→10:55オリーブヶ丘(小豆島バス)280円 香川200か・241 日野(ノンステ)
乗車路線図17  すぐに道路の向かいにあるバス乗り場に向かう。地元の方が1人待っているので、まだ行ってはいないようだ。
 しばらくしてやってきた福田港行きは、通路まで満員で到着した。ただでさえ座席や立ちスペースの少ないノンステップバス。乗客は若者が多く、みな大きなバッグを持っている。観光か合宿の団体だろう。
 孔雀園のある小高い丘を越えて、緩い坂を下った先にあるのがオリーブ園。最寄りバス停はオリーブヶ丘という。降車ボタンを押して降りると、なんと大荷物の団体もここで降りてきた。
池田港バス停
見学 オリーブの原木とオリーブソフト(300円)
オリーブの原木 オリーブソフト  オリーブ園は、入園無料の施設。ここでの目的は、ソフトクリームスタンプラリーの最後の1ヵ所だといういうことと、オリーブの原木を見学すること。
 まずは売店のある建物へ行って、ソフトクリームを注文する。ここの対象はオリーブソフト1品だけ。出てきたのはオリーブ公園と同様、緑色のソフトクリームだった。クッキーのスプーンが着いて300円。
 館内の休息コーナーは、椅子という椅子に先ほどの団体さんのバッグが積み上げてあり使用不能。外に出て、ベンチに座ってソフトクリームをいただく。これで、スタンプラリー指定の5ヵ所は完食。その他にもしょうゆソフトを食べたし、今日もこれからもう1ヵ所食べる予定だ。小豆島って、オリーブの島であると共にソフトクリームの島なんだなと思う。
 さて、次のバスまであと15分ほどしかない。ぜひオリーブの原木を見学しておきたい。標識に従い、階段を登ってオリーブが植えられている斜面を歩いて行く。やがて、左側に少し開けた場所があった。そこには一回り大きなオリーブが植えられている。もしかして、これかなと行ってみると、まさしくその木だった。
 「オリーブ原木」と白字で書かれた石碑の向こうに、大きなオリーブの木があった。このオリーブ園、位置的には昨日寄ったオリーブ公園のすぐ西側にある。原木前の少し開けた斜面を上っていくと、原木の向こうにはオリーブ公園からの眺めと同様半島が見え、岬の分教場や映画村のあった田ノ浦が、ちょうど正面になっている。
 石碑の文字はほとんど読めなくなってしまうよなと思いながらも、原木と田ノ浦の風景を一緒にして写真を撮っておく。そろそろバスの時間と、急いでバス停に向かう。
オリーブの原木と海
18.オリーブヶ丘11:24→11:37内海中学校前(小豆島バス)290円 香川22き・536 日野
内海中学校前のバス 乗車路線図18  次に乗るのは、ここオリーブヶ丘と田ノ浦映画村を結んでいる「岬めぐりバス」。始発だから遅れることはなかろうと思っていたのだが、時間になってもやってこない。どうやら初便は土庄からの回送らしく、定刻4分遅れでやってきた。
 昨日乗ったのと同じ、リクライニングシートのちょっと上等なバス。ここから乗ったのは自分だけ。先ほどの満員バスとは打って変わって、ゆったりと乗っていく。右手に見える海は、昨日から何回と見ているものの、この道を走るのもこれが最後。今日は島を反時計回りに1周して、明日は小豆島を離れる。ソフトクリームを食べるため、内海中学校前で降りる。
オリーブヶ丘バス停
つくだに屋さん2号店 買い物&佃煮ソフト(250円)
つくだに屋さん2号店 つくだにソフト  昨日、バスで通って気になっていたのが、この佃煮屋さん。『あなたのイメージを越える 佃煮ソフトクリーム』の大きな垂れ幕が店の壁面に掲げてある。これは食べてみるしかないだろう。
 ドアを開けて入ったところは、いろいろな佃煮が並ぶ売店。その左側に、ちょっとした休息コーナーがある。佃煮ソフトそのものは、入ってすぐのところで売っていて、持ち帰ってもいいし休息コーナーで食べてもいいとのこと。
 クリームの中にアサリの佃煮とか入っているのかなと思ったのだが、そこまでミスマッチの商品ではなかった。佃煮を作るときに使った煮汁をソフトクリームに混ぜてあるとのことで、ほんのり茶色いうか灰色っぽいソフトクリームだった。そこに、星形くりぬいた昆布の佃煮がのっているのだ。
 早速、休息コーナーに座って食べてみる。う〜ん、ソフトクリームの甘さもあるのだろうけれども、どうも佃煮の甘辛い醤油味が残っているように感じる。佃煮昆布の味とよくマッチしていると思う。佃煮っていうと、魚とか貝とかを想像してしまうけど、具でなく煮汁を使ったというのがなかなかのアイデアだと思う。かなりおいしい。
 その後店内を見て回る。いくつか試食して、辛い貝ひもを買っていく。チャーハンや酒のつまみにもいいと書いてある。自分のつまみ用に買って帰ったのだが、家族に半分以上食べられてしまった。これなら、もっと買って帰るんだった。
 ちょうどお昼時。どうしようかと思っていたら、すぐ近くにうどん屋の看板が。行ってみると、手打ちうどんの繁盛店のようで、駐車場は車でいっぱい。それでも、入ってみるとカウンターに空席があって、なんとか待たずに座れた。ざるうどん大盛りを頼む。腰のあるうどんでおいしかった。
看板
19.内海中学校前12:40→12:55南風台(小豆島バス)340円 香川200か・199 日野(ノンステ)
内海中学校前の小豆島バス 乗車路線図19  内海(うつのみ)中学校前から福田港行きのバスに乗っていく。やってきたバスは、立ち客がいっぱい。さっきの満員バスも福田港行きだった。福田港からフェリーに乗る人が多いのだろうか、それともたまたまフェリー接続便なのだろうか。
 とりあえず、座席の取っ手につかまっていくしかない。発車してすぐに、峠越えのつづら折りの坂道になる。取っ手を握っていても、体が左右に揺れる。カーブの連続だからブレーキ操作も多く、そのたびに足に力を入れて踏ん張る。
 城ヶ島を眺めたくて、かつてレストハウスのあった南風台で降りる。
南風台バス停
徒歩 南風台バス停→橘上バス停(約1.2km)
南風台からの風景
南風台から海を眺める。播磨灘が見えるだけで、城ヶ島は近すぎてここからではよく見えない。
 かつては、小豆島バスのレストハウスがあったとのことだが、今では広い空き地があるだけ。建物はきれいに撤去されてしまったようだ。
 ここには城ヶ島という島があって、干潮時には小豆島と陸地でつながるトンボロ現象が見られるのだという。今日の干潮は、12〜13時くらいだとのこと。もしかしたらトンボロ現象が見られるかもしれないと、ここで降りたのだ。
 ところが、あまりに島に近すぎて、海岸部分がまったく見えない。そこで、橘湾の対岸にある橘上停留所まで歩いて戻ることにした。さっき通ったとき、城ヶ島がよく見えたポイントが、その停留所だったのを覚えている。
橘からの風景
 橘上(たちばなかみ)バス停の待合小屋から城ヶ島を眺める。残念ながら、トンボロ現象は起こっていなかった。少し時間が遅かったか、それとも潮の加減で今日はダメな日だったのか。それでも、少しだけ小豆島側につながりかけた陸地を見ることができた。
20.橘上14:10→14:33オリーブ公園入口(小豆島バス)500円 香川200か・158 日野(ノンステ)
橘上の小豆島バス 乗車路線図20  次の福田港行きまでは時間がありすぎるので、反対方向のバスで適当なところまで戻ろう。どこにしようかと迷ったあげく、昨日看板だけ見て実態がよくわからなかった、田ノ浦への渡船の乗船場になっているオリーブ公園まで戻ってみることにした。
 もう、通ることはないと思っていた海沿いの国道を通って、オリーブ公園入口バス停で降りる。すぐに海水浴場の中にある乗船場を見つけることができた。
 ところが、こちらにも船はおらず、案内所も係員も見つけられなかった。田ノ浦方面を見るものの、船影を見つけることもできず、結局どんな船が運航されているのかも確認できなかった。
橘上バス停
21.オリーブ公園入口14:50→15:23福田港(小豆島バス)840円 香川200か・266 日野/J-BUS(ノンステ)
オリーブ公園入口の小豆島バス 乗車路線図21  今日3回目の福田港行き。今度は空いていて、最初から座ることができた。やはり、フェリーに接続しているかどうかが混雑度につながっているのだろう。
 峠越えのつづら折りカーブも、座っていけるのならそれほど大変ではない。島の東側は、海まで山が迫っているところが多く、地形に沿って右に左にカーブする道路を走っていく。
 この辺りには、大阪城の石垣に使った石を切り出したところがあるとのこと。道路よりさらに山の方らしく、バスから直接眺めることはできなかった。ようやく、下の方に町並みと港が見えて来た。あそこが福田なのだろう。ちょうど、フェリーが停まっているのが見える。
福田港のフェリー
22.福田港15:40→16:06大阪城残石記念公園(小豆島バス)790円 香川200か・266 日野/J-BUS(ノンステ)
福田港の小豆島バス 乗車路線図22  福田港からは姫路行きのフェリーが出ている。ターミナルへ行ってみると、出札口が大混雑。ソフトクリームスタンプラリーの景品は、福田港か大部港で乗船券を提示しないともらえない。帰りも土庄港から乗船の予定なので、結局完食しただけで景品はお預けだ。
 バスはここで折り返すのではなく、南回り福田線がそのまま北回り福田線になって土庄へ戻る(もしくはその逆)運用になっている。残念ながら、運賃は通しにはならないけれど。
 ということで、ここまで乗ってきたバスに再び乗って、今度は島の北岸を行くことになる。シルバービーチ前バス停近くに、田ノ浦のボンネットバスを運行しているやなぎや旅館があった。
土砂の採掘をやっているらしい島
道の駅&みなとオアシス『大阪城残石記念公園』
残石記念公園からの眺め
残石記念公園 大阪城の残石  小豆島にある道の駅は3つ。もう2つは行ったから、残ったのは道の駅『大阪城残石記念公園』だけ。残石博物館という資料館があるということなので、ぜひ寄ってみたい。調べてみると、小海というバス停が近いようだ。
 運転士さんにその旨伝えると「フリー乗降区間だから、残石公園の前で停めるよ。そこから乗るときは、手を挙げれば停まるから」という。比較的目印になる施設だし、路線バスを使って訪れる人もそれなりにいるのかもしれない。
 道の駅の大きな看板はあるものの、売店と簡単な軽食コーナーがある建物が一棟あるだけ。売店よりも大きなトイレと、さらに大きな博物館が併設されていた。
 まずは、博物館の内部を見学する。小豆島の石がどのように切り出され、それが海岸まで運ばれて船積みされていったのかが、いろいろな道具とともに展示されていた。残石棟、切出し棟、運搬棟、加工棟と順に見学していく。その先に創作体験棟というのがあったが、ここは平日の夕方ということからか人気もなくパス。
 その先はいったん外に出て、小海の舞台展示室という地元の農村歌舞伎舞台を展示している棟があった。ごく最近使ったらしいものも展示されている。地元のお祭りの資材置き場という雰囲気がする。
 屋外展示もあり、これがなかなかわかりやすかった。切り出した石の運搬や船積み様子が、復元した道具で再現されている。石そのものはレプリカではなく、残石がそのまま展示されている。これだけ立派な施設なのだが、入場料は無料。置いてあったチラシによると、問い合わせ先に土庄町教育委員会生涯学習課とあったから、かなり税金も使われているのだろう。
 ここは道の駅だけでなく「みなとオアシス」にも登録されており、隣接してマリーナがあった。マリーナ利用時の料金の支払い方などが書かれている。自家用クルーザーで来る人なんていうのも想定されているのだろう。
 バスに乗るため正面に戻ると、道の駅の文字には元内閣総理大臣細川護熙とある。ああ、そういう自民党政権でない時期もあったよなとなつかしくなった。
船積みされる残石
道の駅のスタンプ
23.大阪城残石記念公園17:33→17:55土庄港フェリーターミナル(小豆島バス)540円 香川200か・336 日野/J-BUS
残石公園前の小豆島バス 乗車路線図23  道路の脇に立ってバスを待つ。フリー乗降区間だから、バスに合図をしなければならない。やってきたのは、エルガ顔に日野のエンブレムをつけたバス。手を挙げると、ちゃんと停まってくれた。
 車内には、そこそこ乗客がいる。大部港に着いたフェリーからの乗り継ぎ客だろうか。星形崎を過ぎると、海から離れて山越えの道に入る。その手前で、昨日乗った目島へ続く海沿いの道と分岐する。それはバスが通るには厳しい細道だった。バスが走れれば小豆島一周できるのだが。
 馬越から昨日スカイライン線で乗った道に入る。ただ、市街地は土庄本町経由になったが。土庄港でみな降りてしまい、たった1人終点のフェリーターミナル前で降りた。
道の駅「残石公園」
2日間の乗車路線
乗車路線図
 フリー乗車券を使って、2日間ですべての路線に乗ることはできなかった。それでも、サン・オリーブと新池田港へのひげ線にも乗ることができた。乗れなかったのも、区間で言えば、大鐸(おおぬで)線の上庄〜奥中山間と西浦線の銀波浦〜変電所前間だけ。
 あえてプラスすれば、定期観光バスしか走らない寒霞渓〜紅雲亭間もそうだけれども。また機会があれば、銀色のボンネットバスによる定期観光バスとともに、この2路線に乗れる日が来ればいいなと思う。

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