第2日 〜2006.11.24(金)〜

徳山駅→益田駅前

4.徳山駅7:40→8:40須金中原(防長交通)1330円 山口200か・416 日野
徳山駅の防長交通 須金についた防長交通  徳山から周南市の北西にある須金というところに行くバスに乗る。走るのは周南市内だけなのだが、乗車時間は1時間もかかる。徳山駅発車時点では、高校生が5〜6人と一般の乗客が数人と言ったところ。
 一の井出までは、市街地を走っていく。山陽自動車道をくぐったところから、風景は一変する。深い谷間にへばりつく道を走っていくのだ。そして、谷の一番奥までたどりつくと180度ターン。すると、徳山の市街地とその先の周防灘が、下の方に広がって見える。
 そんな風景もわずかで、右にカーブしながらトンネルに入っていく。ようやく坂道を登り切ると、そこには開けた田園地帯が広がっていた。徳山駅を出て数十分で、こんなに景色が変わるとは、予備知識がなかっただけにびっくりすると同時に感動してしまった。
 寿々万という集落に着くと、ホームセンターの近くで高校生達が降りていく。この奧に学校があるのだろう。中須というところまで来ると、一般のお客さんが降りてしまい、ついに乗客は自分だけになってしまった。平日の朝、下り便に乗る乗客というのは、限られた存在なのだろう。
 中須を過ぎると、国道から県道に入る。やがてダム湖の脇を走っていく。ダムを過ぎると、再び県道から国道に入る。そして、ダムから流れる錦川に沿って走っていく。
 周南市といっても、風景がここまで変わるかと車窓を楽しんでいると、紅葉あざやかなモミジが見えたりする。次第に霧が濃くなってきて、川の上は真っ白になっている。その霧が流れて、やがて風景全体が真っ白になってしまった。そんな中を走って須金中原に到着した。乗り継ぎのため終点まで行かずにここで降りた。
車窓風景
5.須金中原8:43→9:11錦町駅(岩国市営錦バス)660円 山口22ぬ・110 日野
須金の錦バス 錦町の車庫  防長バスが走り去ってすぐに、空き地に停まっていた岩国市営錦バスが、霧の中をやってきた。前ドアの余り大きくないバス。ここからの乗車は、自分だけだった。
 須金の中心、家並みも多い須金農協前と須金局前で数人ずつ乗車がある。「今日はずいぶん乗っとるねぇ」といいながら乗ってくるお年寄りもいた。でも、乗車はここまで。
 その先の国道434号線は、谷間を走る一部離合もできないほどの狭隘路だった。谷の対岸、少し高いところには、新しい道路が建設中だ。途中で、対岸の新道への仮設橋があった。掲示を見ると今夜切り替えの通行止めがある。つまり明日からは、あちらの新道を走るのだろう。この旧道の風景を眺められるのも、今日が最初で最後になるのだ。
 途中から、すでに新道に切り替えられた区間に入る。仮設橋を渡って、かなり急な坂を登ると、立派な2車線の新道にでた。川の流れに関係なく、長いトンネルで山を抜けていく。
 トンネルを2つほど抜けると、左側の細道に入り集落の中を走っていく。そんな中で数人の乗車が久しぶりにある。そして、錦町駅がある広瀬の集落に入っていく。郵便局の先で左折して錦川を渡る。その先を右折すると広瀬の商店街が、道路の左右に連なっている。
 そんな商店街の東の外れにある、錦川駅に到着する。ここで降りた人は、自分以外はみな先へ行くバスに乗り継いでいた。
 バスは乗客を降ろすと、すぐに発車してしまった。どこに行ったのかと思ったら、すぐ近くにバスの車庫があった。先ほどのバスは、すでに違う行き先を出して休んでいた。
錦町駅に着いた錦バス
見学 広瀬の町並み
校庭のいちょう おしゃれな小学校  まずは錦町駅隣にある旅行センターへ行った。無事に今日の「とことこトレイン」第1便の乗車券が買えた。このとことこトレインと岩国市錦バスは、ともに錦川鉄道が運行を委託されているのだという。
 とことこトレインまで時間があるので、郵便局へ行きがてら広瀬の街を見学してくる。錦川に架かる末広橋を渡ると「オオサンショウウオ」と書かれた看板が目に入った。何があるのだろう。帰りに寄ってみよう。
 その先には、とんがり屋根を載せた円筒形の塔がある、洒落た建物があった。これが何と小学校。錦清流小学校というのだそうで、外壁の色も学校とは思えないシックないでたちだ。
 郵便局で用事を済ませ、さきほどの末広橋まで戻ってくる。今度は橋を渡らずに「オオサンショウウオ」の表示に従って川沿いの道を歩いていく。右側は広瀬高校のグランドで、ちょうどイチョウがきれいに色づいていた。
 その近くに、金網で囲まれた小さな池があり『オオサンショウウオの館』と書かれている。のぞき込んでみると大きい。とにかく大きい。水族館で見たことはあったけれども、これほど大きいのは初めて見た。推定年齢85歳のオスのオオサンショウウオで「ふじちゃん」という名だと案内にあった。体長128cm、体重30kgは、世界第2位だとか。
 そのまま歩いていくと、錦川に架かる吊り橋に出た。ここを渡れば駅に近いようだ。「あづまばし」と書かれていて、「重量制限1.5t」「一度に25人以上は渡れません」などの注意書きがある。25人で1.5tだなんて、平均50kg程度じゃないか。そんなに軽い人ばかりではないぞと暗算してしまう自分がいた。
吊り橋
錦川鉄道と「とことこトレイン」の錦町駅
錦川鉄道の錦町駅 とことこトレインの駅ときっぷ  街歩きから戻って、まず錦川鉄道清流線の錦町駅へ行く。駅舎の中は、地域の物産店になっていて、いろいろな名産品や手作りの品が並んでいる。
 その中に、「とことこトレイン」や清流線の絵葉書があったので、何枚か買っておく。地元のみかんを箱で買っていく人もいて、狭い店内はなかなかにぎわっている。
 清流線の出札口に行くと、錦と金文字が入った硬券入場券を売っているとある。今回は清流線には乗らないが、記念にと1枚購入しておいた。
 それから、駅舎を出て旅行センター脇の緩い坂を登ると、一段高いホームや線路と同じ高さになる。そこが、「とことこトレイン」の錦町駅になっていた。元々、西岩国〜日原間を結ぶ予定だった岩日線。未成線として終わった、錦町〜日原のうち路盤がほぼ完成していた錦町〜雙津峡温泉を利用して走り出したのが、この「とことこトレイン」。
 だから、この駅が清流線と同じ高さにあるのは何の不思議もないのだ。鉄道側が広場になっていて、そこが回転場になっている。トンネル側に駅の入口とホームがあった。
 ホームはあるが線路はなく、アスファルト敷きの通路があるだけ。かといって、これは道路ではない。ちょっと不思議な感じがする。そのうちに係の方がやってきて「きっぷを拝見します」と言ってハサミを入れてくれた。
 さて、これはどんな種類の乗り物に分類したらいいのだろう。扱いは、未成線を細長い『岩日北線記念公園』とみなし、その中を走る遊技車なのだ。いってみれば、遊園地の豆汽車と同じ。きっぷも乗車券ではなく「遊覧整理券」が正しい。乗車車両は、ゴムタイヤがついた3台の遊覧車を、空港で牽引車に使っている車両を改造したトラクターが牽引している。
 まあ、アスファルトの上をゴムタイヤで走るのだから、バスの仲間と言えなくもないだろう。今回の旅に+αとして加えておこう。
錦川鉄道の入場券
とことこトレインの錦町駅
6.錦町(公園南口)10:25→11:01雙津峡温泉(公園北口) 600円 (岩日北線記念公園遊覧車)
錦町駅のとことこトレイン トンネル内の下車タイム  春・夏休みを除いて土日祝運転で、金曜日に運転するのは11月だけ(2006年度の場合)。どれだけ乗客がいるのかと思えば、今日の1便は自分を含めて3人だけだった。3両編成のうち一番後ろは多客時だけ開けるとのことで、前2両に乗るように指示がある。トラクター直後の席は「錦川鉄道利用者ご予約席」とあるが、今日は予約者がいないので、使ってもよいとのこと。
 そこに親子が収まって、自分は1両目の一番後ろの席に座っていく。このとことこトレイン、オレンジ色と水色の2編成有り、多客時は2編成の続行運転もするのだとか。さすがに3人では、運行してくれただけでも感謝しなくては。
 駅を出てすぐの広瀬トンネルが、蛍光石の壁画で光るトンネルになっていた。トンネルの途中で突然停車。なんと下車してのトンネル見学タイムがあったのだ。列車から降りて間近に壁画を眺めたり、写真を撮ったりする時間があったのはうれしかった。
 運転士さんも降りてきて、シャッターを押すサービスをしている。「1枚どうです」と声をかけられたけれども、こちらは自分の写真より「とことこトレイン」の写真を撮りたい。ノンストロボで撮らないとこの雰囲気はでないからと、ぶれないように慎重にコンパクトカメラのシャッターを押す。ちなみに、上の写真はISO800のフィルムを使ってノンストロボで撮ったもの。
 乗客が戻ったのを確認して、再び出発。トンネルを出ると、高架や築堤、切り通しを走る。途中では、宇佐川に架かる赤い吊り橋が見えたりする。
 終点の手前に、もう1つの長大トンネルがある。ここにはコウモリが住んでいるという。トンネルの中ほどに、ちょうど列車の屋根の少し上の壁面に、びっしりと黒い固まり続いている。あれがコウモリだ。ストロボを炊いて写真を撮ろうかと思ったが、コウモリの習性がわからず一斉に飛び立ったりしたら大ごとなので自粛しておいた。
車窓風景
雙津峡温泉駅のとことこトレイン
寄り道 雙津峡温泉:憩の家(入浴料500円)
雙津峡温泉駅 温泉「憩いの家」  雙津峡温泉駅に到着すると、たくさんの人が待っていた。添乗員さんの旗が見えるから、団体さんの予約があったのだろう。多客時にしか使わない3両目のビニールの覆いも外されて、どの座席もみるみるうちに埋まっていく。
 荷物を持って降りると、運転士さんから「乗って帰らないのかい」と声をかけられる。往復乗車をする人がほとんどなのだろう。「温泉に入って、帰りはバスにしますから」と答える。
 駅名にもなっている雙津峡温泉は、宇佐川を渡った対岸の国道側にある。まだ新しい真っ赤な吊り橋を渡って、国道側へ向かう。紅葉した4本の木が、目にいたいほど鮮やかだ。国道へ出ると、すぐに「憩の家」への登り道がある。
 時間もちょうどお昼になるし、ここで入浴と昼食にしよう。まずは入浴料500円を払って温泉に入る。「とことこトレイン」は吹きさらしだから、すっかり体が冷えてしまった。暖かい温泉が、何とも心地よい。
 11時半を回って、少し早いが食堂で昼食にする。温泉を利用せずに食堂だけでも利用できる施設なので、食堂も充実している。定食もあるのだが、テーブルにヤマメが塩焼き、甘露煮と並んでいる。あれがおいしそうだが、メニューにはヤマメ定食というのはない。どうやら一品料理で別途注文するらしい。よくシステムがわからず、バスの時間を考えると30分強しかないので、ちょっと迷ってうどんセットにしてしまった。ヤマメを食べなかったのは、ちょっと心残りだった。
 12時を回ったところで、「憩の家」を後にしてバス停に向かった。
駅と温泉を結ぶ吊り橋
7.雙津峡温泉12:13→12:20下手市(岩国市営錦バス)300円 山口200さ・569 日野
雙津峡温泉の錦バス  国道まで降りてバス停で待つ。待合室の中は、工事現場の方がお弁当を広げていたので、外で待つことにする。定刻に、錦町駅方面の錦中学校行きがやってきた。
 バスは前中ドアのリエッセ。でも前乗り前降り方式になっていて、中ドアは車椅子専用で使っているようだ。
 バスは宇佐川の流れに沿って、緩いカーブを走っていく。川の対岸には、先ほど通った岩日北線の築堤や橋梁が見えている。
 六日市方面との分岐点で、国道434号線から187号線に入り、中ノ瀬川の橋を渡ったところが下手市バス停だった。ここまで7分ほど乗って運賃は300円。短距離だと、ずいぶん割高に感じる運賃設定だ。
 バスを見送ると、そのまま国道を進むのではなく、すぐ先を右折しているではないか。そこは道の駅「ピュアラインにしき」で、そういえば車内で見た停留所案内に道の駅というのがあった気がする。こんなに近くなら、何もない下手市で待つより、道の駅で待ったのにと悔やんでみてもどうしようもない。待ち時間も10分ほどだし、このまま道の脇の停留所で待つしかないようだ。
8.下手市12:31→12:50六日市(岩国市営錦バス)540円 山口200さ13−54 日野
下手市の錦バス  やってきたのは、トップドアのリエッセ。今朝、須金中原から乗った岩国市営錦バス同様の、カラフルなラインが入っている。先ほど乗ったとことこトレインも、この錦バスも、錦川鉄道が運行を委託されているのだという。そういわれてみれば、この塗色は錦川鉄道のディーゼルカーNT−2000が導入された当時の塗色によく似ているではないか(今は1両ずつ異なる塗色になっている)。
 先客は1名。バスは国道187号線の坂道をどんどん登っていく。その途中の集落で先客は降りてしまい、乗客は自分だけになってしまった。
 やがて国道は、山口・島根県境に差しかかる。とその県境手前で、左側に「山賊砦」と書かれた食堂?が現れた。砦という文字がぴったりの建物で、何もない山の中に突然現れたので、予備知識がないだけにビックリしてしまった。駐車場にはけっこう車が停まっていたから、有名な店なのかもしれない。
 島根県に入り、道も下り坂に変わる。やがて、辺りが開けてきて、六日市の市街地に近づいたようだ。しばらくして商店街の中を走り、待合室と広場のある六日市に到着した。
9.六日市13:17→14:38益田医光寺(石見交通)1880円 島根200か・123 三菱
六日市の石見交通 六日市バス停  広い待合室やトイレもある、立派な六日市で30分弱の待ち合わせ。鉄道のない街だから、このバスターミナルが交通の中心になっているのだろう。乗り継ぐのは益田医光寺行きの特急バスで、広島と益田を結んでいる。1日6往復が石見交通の単独で運行されている。広島〜六日市間は高速道路を経由するが、ここ六日市からはずっと一般道を走っていく。特急バスなので、途中停留所は少ないものの、乗降停留所の制限はなく、どこでも自由に乗り降りできる。
 益田行きは、待合室があるターミナル前の広場ではなく、反対側の道路上のポールから乗車だとのこと。発車時刻が近づいたので、ポールに移動する。六日市で益田行きを待っていたお客は、5人ほどいた。やがて、高速タイプのバスが走るには、ちょっと狭い商店街をバスがやってきた。
 車内は空いており、広島からの乗客で満員だったらどうしようという心配を、簡単に吹き飛ばしてくれた。もちろん、そんな状況が日常的に起こっていたなら、乗降制限なし短区間利用可にはなっていなかっただろう。
 特急バスというから、もっと停留所が少ないのかと思っていたら、地元のローカルバスのバス停4つに1つくらいの割で、特急バスの停車停留所があった。そんな中の1つで、降りていく人もいた。島根県の各地と広島を結ぶ高速バスと、県内ローカル便を一緒にしたような路線だ。
 やがてバスは、益田に市街地に入り益田駅に到着する。自分以外は、みんなここで降りてしまった。予約してあるホテルは駅前なので、ここで降りれば近い。しかしまだ時間も早いので、市内見学に行ってこよう。まずはバスの終点にもなっている、医光寺に行くことにした。
医光寺
10.益田医光寺15:20→15:27グラントワ前(石見交通)150円 島根22き16−18 三菱/新呉羽
医光寺の石見交通  益田医光寺バス停は、折り返し用の広場と屋根付きの待合室のある、ちょっとした折り返しターミナルになっている。バス停名にもなっている医光寺は、バス進行方向にもう少し進んだ、左側にあった。
 受付で拝観料を払い、雪舟庭園などを見学に行く。この庭園、まだ紅葉には早かったようで、ほとんど色づいていない。観光客もほとんどおらず、庭園に面した静かな和室のお膳の上にある、地元の写真家が撮影した雪舟庭園の四季のアルバムを見る。
 春や夏の花が咲いたら、こんな庭園になるのかとか、雪が降ればこんな風景になるのかとか、実物の庭園と写真を見比べて、あれこれ頭の中に思い描いて楽しんでみる。この写真を見たおかげで、亀岩というものに気づくことができた。
 30分ほど過ごして、医光寺から駅前への途中にあるグラントワへ向かう。ここは益田市の文化総合施設で、ホールや美術館などがある。
 駅前方面行きは、10分と待たずに次々とやってくる。頃合いよく来たバスに乗り込んで、乗ってしまえば7分ほど。グラントワ前バス停まで運んでもらう。
11.グラントワ前16:59→17:06益田駅前(石見交通)150円 島根200か・117 三菱(ワンステ)
グラントワの石見交通 入場券の半券  毎週日曜日の夜は、このグラントワの小ホールで石見神楽が披露されて、無料で見学できるという。今日は金曜日だから、残念ながら見学できない。
 ここの美術館は展示ホールが4つあり、それぞれ違う展示をやっている。その中の1つ『スポーツウェアの革命』という展示に興味を惹かれたのだ。巡回展ではなく、この館の単独開催とのこと。それ以上に、スポーツウェアが美術になるんだろうかという疑問の方が先なのだ。
 百聞は一見にしかず、とにかく見ることだろうと、ここまでやってきたのだ。まず展示品の質の高さにびっくり。1900年代初期のものもレプリカでなく本物だという。よくこんなきれいな状態で保存されていたものだと。出現当時から、これらの価値に目をつけ保存した先人がいたから、こういう展示が可能になったのだろう。
 適度に解説書がサポートしてくれて、展示の意図もそれなりによくわかった。最後のコーナーで、WBCに出場した島根県出身選手のユニホームや、荒川静香選手のユニホームの展示があったけれども、前半の展示に圧倒されてしまい、正直ここはなくてもよかったかなと思ってしまうほどだった。
 こういう衣料が美術品になってしまうという驚きを覚えて、美術館を後にした。
 ここから駅へ行くバスも頻発しており、慌てる必要はない。やってくるバスにカメラを構えていると、乗車客と思われないのか、通過して行くバスが続く。まあ、慌てる必要もない。ちょうどやってきて停まってくれた津和野温泉行きに乗って、益田駅前まで戻ったのだった。
 乗ってしまえば、ここも7分ほど。右折していつの間にやらすっかりきれいになった、益田駅のバスのりばに到着した。
グラントワ前バス停

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